金融業界のM&A研修
I金融業界には、都市銀行、地方銀行、信託銀行、信用金庫などの銀行、証券会社、カード会社などが含まれます。金融業界は、経済のインフラとして不可欠の存在であり、それゆえに法律による様々な規制が課されています。金融業界のM&Aにおいては、これらの規制を常に念頭におく必要があります。
金融業界のM&A研修では、金融業界のM&Aにおいて必要となる法務の知識をわかりやすく解説致します。
金融業界のM&A研修
ポイント1.許認可とスキーム
金融機関のM&Aには特別なルールが定められている場合があります。例えば、銀行を当事者とするM&Aでは、内閣総理大臣の許可が必要になります。金融機関のM&Aスキームやスケジュールの策定にあたっては、これらを考慮する必要があります。
ポイント2.異業種とのM&A
銀行は、国内の会社の議決権の5%を超える議決権を取得又は保有してはならないという、いわゆる5%ルールが定められています。逆に、異業種の企業が銀行の株式を取得する場合についても、銀行法は、その議決権に占める保有割合に応じて、届出書の提出や認可などの規制を課しています。
ポイント3.リスクマネジメント
金融機関のM&Aにおいては、支店やシステムの統廃合、人員の削減などコスト面のシナジーが目的とされることもあります。この場合も、M&A後の事業の継続やサービスの提供に支障が生じないように、M&Aに伴うリスクの分析や、それに対する対策を徹底することが重要です。
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