製薬・医療機器業界のM&Aには、法律による許可や承認制度が存在していたり、知的財産権が大きな役割を果たしているという特徴があります。さらに、製品事故による健康被害、治験に伴う不正、医療関係者への贈賄などのリスクにも注意しなければなりません。
製薬・医療機器業界のM&A研修では、製薬・医療機器業界のM&Aにおいて必要となる知識をわかりやすく解説致します。
製薬・医療機器業界のM&A研修
ポイント1.許認可とスキーム
医薬品や医療機器については、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)による製造販売業の許可や品目ごとの承認制度が設けられています。M&Aのスキームによっては、許可の再取得や承継の届出が必要となる場合があるため、スキームやスケジュールの策定にあたっては十分な検討が必要です。
ポイント2.知的財産権
製薬・医療機器業界のM&Aにおいては、特許権、商標権、意匠権などの知的財産権が大きな役割を果たしています。M&Aのターゲット選定から、DD、PMIまでの各段階において、権利の内容、ライセンス契約、他社の権利の侵害の有無などについて十分な調査・分析を行うことが大切です。
ポイント3.リスクマネジメント
製薬・医療機器業界では、製品事故による健康被害が発生するリスクがあります。また、治験に伴う不正、医療関係者への贈賄などにも起こりえます。製薬・医療機器業界のM&Aにおいては、DD段階においてこれらのリスクを十分に把握した上で、適切な対応を行う必要があります。
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