東南アジアのクロスボーダーM&A研修
東南アジアのクロスボーダーM&A研修の特徴
タイ、シンガポール、ベトナムをはじめとするASEAN諸国には、日本企業が活発に進出しています。法務面では、各国ごとに様々な法体系が存在しており、欧州やアメリカから影響を受けるとともに、活発な法整備が進められています。
東南アジアのクロスボーダーM&A研修では、東南アジアに関わるインバウンド・アウトバウンドのクロスボーダーM&Aにおいて必要となる知識をわかりやすく解説致します。
東南アジアのクロスボーダーM&Aのポイント
ポイント1.タイのM&A
ASEAN諸国のうち、タイは日本企業の進出が最も多い国です。タイにおけるM&Aスキームとしては、株式取得や事業譲渡があり、また2023年の民商法改正により吸収合併の制度が新設されています。また、取引競争法による企業結合規制や、外国人事業法による外資規制が行われています。
ポイント2.シンガポールのM&A
シンガポールにおけるM&Aスキームには、株式譲渡、事業譲渡、組織再編などがあり、会社法(Companies Act)に関連規定が置かれています。また、競争法(Competition Act)により任意の届出制度が設けられています。外資規制は緩やかですが、業種によって個別法による規制が設けられています。
ポイント3.ベトナムのM&A
ベトナムでは、2021年から新企業法が施行されており、株式取得、合併などの組織再編については、同法の規定に従う必要があります。また、2019年から施行された競争法による企業結合規制、2021年から施行された投資法による外資規制などにも注意が必要です。
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