[2023年5月1日]アステラス製薬、米国のバイオ医薬品企業Iveric Bio社を買収|M&A事例集

[2023年5月1日]アステラス製薬、米国のバイオ医薬品企業Iveric Bio社を買収

M&Aの基本情報

概要

アステラス製薬株式会社(以下「アステラス製薬」)は、同社の米国持株子会社アステラス US ホールディング Inc.の100%子会社であるBerry Merger Sub, Inc.を通じて、米国のバイオ医薬品企業 IVERIC bio, Inc.(以下「Iveric Bio社」)を買収することを発表しました。

スキーム・取得価額

  • スキーム:クロスボーダー、株式譲渡
  • 取得価額:総額約59億米ドル

スケジュール

  • 発表日:2023年5月1日
  • 完了日:2023年度第2四半期中(見込み)

M&Aの当事会社・事業に関する情報

買収会社

アステラス製薬

対象会社・事業

Iveric Bio社は地図状萎縮(Geographic Atrophy: GA)を伴う加齢黄斑変性(Age-related Macular Degeneration: AMD)を対象とするリードプログラムAvacincaptad Pegol(ACP)をはじめとした有望なプログラム、および眼科領域におけるバリューチェーン全体に渡るケイパビリティを有しているとのことです。

目的・シナジー

キリンは、本件株式取得により、ヘルスサイエンス事業の商品ラインアップやケイパビリティが充実し、 展開地域と共に成長機会と事業規模が拡大する。キリンの素材等の Blackmores の販売網を活用したアジア・パシフィックの数億人の顧客へのアクセスや、Blackmores が把握している消費者ニーズ、国ごとに異なる規制への深い理解等を活用し課題解決提案力をさらに高めたBtoB及びBtoC事業の進化を通じ、ヘルスサイエンス事業の継続的な成長の実現を目指していく。加えて、両社の展開する事業領域で幅広くシナジーを創出することで、より多くの健康に関する社会課題を解決していくとしています。

引用元

アステラス製薬「米国Iveric Bio社買収に関する契約締結のお知らせ」

M&A事例集について

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