欧州のクロスボーダーM&A研修
欧州のクロスボーダーM&A研修の特徴
EUは世界最大の市場であり、また、イギリスには日本企業の進出が多く、ともにクロスボーダーM&Aにおいて重要な地位を占めています。法務面では、EU法と各加盟国法が存在するほか、ブレグジット後のイギリスではEUとは異なる法規制が行われています。
欧州のクロスボーダーM&A研修では、欧州に関わるインバウンド・アウトバウンドのクロスボーダーM&Aにおいて必要となる知識をわかりやすく解説致します。
欧州のクロスボーダーM&Aのポイント
ポイント1.EU会社法とM&Aスキーム
EUでは、欧州会社法規則に基づく欧州会社(SE:Societas Europaea)の制度もありますが、多くの企業は、各加盟国の会社法に基づく様々な会社形態を採っています。また、EUでは労働者の保護が手厚く、M&Aにおいても特別な手続が必要となる場合もあります。
ポイント2.EUの企業結合規制と外資規制
EUでは、EU競争法及び欧州委員会の企業結合規則による届出制度も設けられています。また、EU競争法とは別に、各国競争法による届出制度も存在するため、両者の関係に注意する必要があります。また、EUでは、企業結合規制、外資規制に加えて、2023年から外国補助金規制も導入されています。
ポイント3.イギリスのM&A
英国法系の国に特徴的なM&Aスキームとしては、裁判所が関与するスキーム・オブ・アレンジメントと呼ばれる手続があります。企業結合規制としては、2002年企業法により任意届出の制度が設けられています。ブレグジット後のイギリスではEUとは異なる法規制が行われています。
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