M&A2

M&A知識2|M&A目的

M&A目的

集中

M&Aの売り手の目的

M&Aの売り手の目的は、大きく分けて2つです。1つは、企業のノンコア事 業から撤退して、コア事業に集中することです。そして、もう1つは、事業承継の手法として、経営者はハッピーリタイアを実現して、従業員や取引先は新たな企業に引き継いでもらうことです。

アクティブ・コンサルティングは、コア事業への集中と、ハッピーリタイアにより事業の継続と発展を託すことは、社会全体のリソースの効率を高める重要な仕事であるという確信を持っています。

M&Aの買い手の目的

M&Aの買い手の最終的な目的は、会社の支配権を得ることではありませ ん。そのことによって、大きな利益を引き出すことです。この利益を引き出す方法によって、M&Aの買い手の目的を大きく2つに分けることができます。

1つは、自社の事業強化をすること。このような買い手をストラテジックバイ ヤーと言います。もう1つは、買収後に会社を転売することによって利益を 得る方法です。このような買い手をフィナンシャルバイヤーと言います。

ストラテジックバイヤーの主な目的を具体的に言うと、事業規模を拡大して 市場シェアを高めて規模のメリットを得ること、新たなマーケットに進出すること、買収先の持つ許認可や特許、技術などを取得することなどです。要するに、買収によってシナジー効果を高めることです。

これに対して、フィナンシャルバイヤーの目的は売却益を得ることに尽きま すが、その過程では外部からプロの経営者を招聘して業績を高めたり、経営効率を高めて配当を高めたりという活動をする場合が多いです。

フィナンシャルバイヤーの主役はいわゆるファンドです。ファンドとは、複数 の出資者から資金を募って、それを元手にM&Aを仕掛けて配当や転売で 利益をあげて、出資者に分配する組織です。

アクティブ・コンサルティングは、主にストラテジックバイヤーを対象に事業のシナジー効果を高めるサポートをいたします。

ポイント

M&A知識3「M&A手法の種類」もご覧ください。

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