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M&A用語集4|M&A用語タ行

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第三者割当増資

第三者割当増資とは、企業が外部から資金を調達する時の手段のひとつです。ある特定の第三者に対して新株を発行して資金調達を行うもので、 株券を新たに発行して出資を引き受けてくれる相手先に割り当てて、 その見返りに資金を受け取ります。

対等合併

対等合併とは、合併比率が1対1であることを意味します。合併比率とは、 企業合併に際して、被合併法人の株主に対して合併法人の株式を何株交付するかという比率のことです。例えば被合併法人の株主に対して、合併法人の株式を2株交付する場合、合併比率が1:2などと呼びます。合併比率 が1対1であれば対等合併となります。ただし、対等合併というのは、単に1株当たりの価値がいくらかという技術的な概念です。したがって、その 会社自体の価値や統合後の会社の支配権をどちらが持つのかということとは何にも関係しません。

敵対的買収

敵対的買収とは、上場企業の株式を、対象企業経営陣の同意を得ずに市場における買い集めによって取得することです。対象企業の既存経営陣の意思にかかわらず、買収する企業が市場で経営支配権を得るにたる株式を買い集める ことができれば、買収企業は事実上、現経営陣を排除することが可能になり、 支配権を得ることが可能になります。

デットファイナンス

デットファイナンスとは、銀行借入、シンジゲートローン、社債発行、私募債発行などによる資金調達のことをいいます。一般に、エクイティファイナ ンスは資本の増加を伴うのに対して、デットファイナンスは負債の増加を伴うところが特長です。なお、デットファイナンスは、負債としての資金調達であるため、貸借対照表の負債の部に記載されます。デットファイナンスは、 日本語では借入金融と呼ばれます。

デューデリジェンス

デューデリジェンスとは、M&Aを行う検討段階で、事前に投資対象の財政状況や法務のリスクマネジメント状況などを精査する作業のことです。M&A実行後に不足の損失やリスクを避けるために行われます。デューデリジェンス には、ビジネスデューデリジェンス、法務デューデリジェンス、財務デューデリジェンスの3種類があります。略して、デューデリと呼ばれることもあります。

独占交渉権

独占交渉権とは、M&Aの交渉で、名乗りを上げた複数の候補を1社に絞り込み、 独占的に交渉することを認める権利のことです。独占交渉権を得た企業は、買収 対象企業の資産、負債などを査定して、買収価格などの条件を提示します。もし交渉が折り合わない場合には、白紙に戻ることもあります。

ポイント

M&A用語集5「M&A用語ナ行」もご覧ください。

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