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M&A用語集1|M&A用語ア行

M&A用語ア行

M&A用語ア行

アドバイザリー契約

アドバイザリー契約とは、M&A仲介会社と締結する仲介依頼契約のことです。通常は排他的な専任契約の形を採るほか、業務範囲、秘密保持、 報酬、免責等に関する事項が記載されます。

意向表明書

M&Aにおける意向表明書とは、買い手が売り手に対して買収検討を進めたい旨を表明する書面のことです。意向表明書の一般的な記載内容は、提携目的、提携後の経営方針、提携スキーム、対象会社の提携条件に対する考え方、価格および資金調達方法等です。通常は、法的拘束力がない旨が明記されます。

インカムアプローチ

インカムアプローチとは、M&Aにおける企業価値評価の手法の1つで、 将来キャッシュフローの現在価値で価値を測定しようとする手法のこと です。通常、DCF法によって現在価値を算定します。

インカムゲイン

インカムゲインとは、株式の配当や債券の利息など投資対象を保有する ことによって得られる利益のことです。投資における利益は大きくイン カムゲインとキャピタルゲインに分けられます。インカムゲインは投資 対象そのものから得られる利益のことを意味します。インカムゲインは 保有することによって得られる利益と呼ばれます。

エクィティファイナンス

エクィティファイナンスとは、新株の発行や新株引受権付社債、CBの 起債などといった、新株の発行を伴う資金調達のことです。企業が生成、 発展における基本的な財務活動の一つです。エクイティファイナンスに よって調達した資金は、将来返済の義務を負わず、貸借対照表の純資産の部に入ります。

営業権

営業権とは、M&Aにより買収した会社の時価評価した資産と時価評価 した負債の差額、すなわち時価ベースでの純資産を購入金額が上回った 場合の差額のことです。 営業権は、暖簾(のれん)とかグッドウィルと もいわれます。

営業譲渡

2006年度の会社法施行により、営業譲渡という用語は事業譲渡に変更 されました。事業譲渡とは、M&Aの一手法で、会社の一部事業を他社に 売却することです。事業譲渡は、株式取得のように買収先企業の資産をす べて抱え込む必要がないため、債務保証など簿外の債務などを負ってしま う危険性が避けられます。しかし、許認可などは当然に移転するわけでは なく、個別資産の名義変更などの手間を要することになります。

黄金株

黄金株とは、拒否権付き株式のことです。種類株の一種で、株主総会での 拒否権を与えられた株式のことを意味します。黄金株は、敵対的買収防衛 策のひとつとされ、敵対的買収者が出した提案を株主総会で否決できると いうものです。ただし、米国の証券取引所では、すでに黄金株の発行を禁止しているほか、EUでも廃止論が強いとされています。

ポイント

M&A用語集2「M&A用語カ行」もご覧ください。

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