A〜ZのM&A用語を簡単にわかりやすく解説|M&A用語集11

A〜ZのM&A用語を簡単にわかりやすく解説|M&A用語集11

A〜ZのM&A用語を簡単にわかりやすく解説します。

EBO

EBOとは、Employee Buyoutの略です。会社の従業員や労働組合が、自らの会社または一部の事業を買収するというM&A手法です。 経営陣が買収する場合は、MBOといいます。

DCF法

DCFとは、Discounted Cash Flow の略です。すべての資産(金融資産・事業資産)の価値は、その資産の生み出すキャッシュフローを投資家が期待する収益率で割り引いた現在価値に等しくなるということです。

「将来価値÷(1+割引率)=現在価値」となります。

FCF法

FCFとは、Free Cash Flowの略です。フリーキャッシュフローとは、企業が自由に使うことができるキャッシュのことです。一般に以下の式で計算されます。

「FCF=営業損益×(1-法人税率)+減価償却費-運転資金増減ー投資」

M&A

M&Aは、Mergers and Acquisitions の略であり、直訳すると合併と買収のことです。広義のM&Aは、業務提携や資本提携も含んだ意味で用いられ、狭義のM&Aは合併と買収のみの意味で用いられます。

LBO

LBOとは、Leveraged Buyoutの略です。主に敵対買収のときに、買収先の試算を担保にして、資金の一部または大半を金融機関等からの融資 に頼る手法です。少ない自己資金で買収が可能になるため、レバレッジ (てこ)効果があるために、この名称が付けられました。

MBO

MBOとは、Management Buyoutの略です。会社の経営陣が、自らの会社または一部の事業を買収するというM&A手法です。経営陣が独立したい場合や、上場企業を非上場にしたい場合などに使われます。

MSCB

MSCBとは、Moving Strike Convertible Bond の略です。日本語では転換社債型新株予約権付社債といいます。最初は会社が社債として発行しますが、その後、一定の価格で株式に転換することができる点が普通の社債とは異なります。ライブドアによるニッポン放送買収の仕掛けで使われたことで広く知られるようになりました。

MSCB

TOBとは、Takeover Bidの略です。買収価格や株数などを公に開示して株式を市場外で買い付けることです。持ち株比率が5%を超えることになる市場外取引は、原則としてTOBによらなければならないことになっています。 ただし、売り手が10名以下の少数の場合は持株比率で3分の1以下まではTOBを実施しなくてもよく、すでに2分の1超の株式を保有して支配して いる場合もTOBによらずに市場外取引をしてもよいことになっています。

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