M&Aの流れ9|M&A(売却)ミドルフェーズ

M&Aの流れ9|M&A(売却)ミドルフェーズ

M&A(売却)ミドルフェーズとは、M&Aの売却活動において中核となる段階のことです。アクティブ・コンサルティングでは、買い手との交渉、基本合意書の締結、デューデリジェンス協力などのミドルフェーズにおけるアドバイスをいたします。

当社は、M&A戦略や一般的な交渉戦略について助言を行いますが、交渉代理自体は弁護士法72条により弁護士の独占業務となっておりますので、ご希望があれば、弁護士に交渉代理をご依頼いただくことになります。

M&A(売却)ネゴシェーション

ネゴシェーションすなわち交渉は、一方のみが完全に満足するワンサイドで締結することはありえません。両者の完全満足の中間のどこに落とし所を求めるかという話し合いになります。

常にM&A戦略の原点に戻り、譲れる点、譲れない点を明確に決めることが大切です。

M&A(売却)基本合意

基本合意とは、最終契約をする過程において、基本的な事項について、買い手と売り手が合意できた内容を書面で確認することです。英語ではLOI (Letter of Intent)や、MOU(Memorandoum Of Understanding)などと呼ばれますが、これを見ると基本合意の意味がよくわかります。

基本合意は取引条件面での法的拘束力を持たせないことが一般的です。 ただし取引条件面以外の条項については、法的拘束力を有することもあり ます。買収価格の上限や、最終交渉日の目安、排他的交渉権などが記載されることが多いです。

M&A(売却)デューデリジェンス協力

デューデリジェンスとは、売り手企業の経営内容を精査することです。通常、DDと略されます。DDの目的は、ひと言でいうと、買収対象企業の抱えるリスクを抽出することです。

DDは、経営コンサルタントによるビジネスDD、弁護士による法務DD、会計士による財務DDの3つの要素で構成されます。売却企業は、必要な資料を提供すると共に、質問に応じるなど、買い手によるDDに協力します。

アクティブ・コンサルティングは、DD協力に関するアドバイスをいたします。

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